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  クレジットカードの旅行保険をチェック!
1. 自動付帯? それとも利用付帯?
2. 保険(傷害・疾病)の補償額は合算できます。
3. 万一に備え、海外旅行時はクレジットカードを携行しましょう!
4. 家族旅行の場合、保険の対象となる人を確認しておきましょう。


  1.自動付帯? それとも利用付帯?  

 大半のクレジットカードには、旅行傷害保険(海外旅行傷害保険、国内旅行傷害保険)が付帯されています。特に、海外旅行傷害保険は、ほとんどのクレジットカードについています。

 しかし、クレジットカードの旅行保険には、「自動付帯」と「利用付帯」の2種類があり、注意が必要です。「自動付帯」とは、旅行に行くと自動的に付帯される保険、すなわち、事前の報告やクレジットカードの利用の有無にかかわらず、保険が適用されるというものです。一方、「利用付帯」とは、当該クレジットカードで旅費の支払いをしないと(つまりクレジットを利用しないと)保険が適用されないというものになります。

 「海外旅行傷害保険 2,000万円 と書いてあったので、てっきり保険が使えると思っていたのに、実際には使えなかった!」という事態を招かないためにも、ご利用のカードが自動付帯なのか、利用付帯なのかを確認しておくことが大切です。

 2009年の法改正で「クレジットカードのキャッシング」や「消費者金融」の上限金利が引き下げられたことを受け、クレジットカードの付加機能、特典、ポイントなどの条件が悪くなりました。このため、カード会社にとってうまみの少ない「年会費無料のクレジットカード」の場合ですと、海外旅行傷害保険が「利用付帯」となっていたり、保険自体が付いていなかったりするところが多くなりました。年会費が有料のカードでも、色んな特典が付いているカードだと、海外旅行傷害保険が「利用付帯」になっていたり、国内旅行傷害保険が付帯されていなかったりするものもあります。

 お持ちのカード、あるいはこれからカード申し込みをご検討されている方は、旅行傷害保険が自動付帯なのか、利用付帯なのか、あるいは保険自体が付いているのかを確認しておくといいですね。


  2.保険(傷害・疾病)の補償額は合算できます。  

 クレジットカードに付帯されている旅行傷害保険は、別の発行元のカードであれば、補償額を合算できます。このため、傷害・疾病治療保険での補償金額は、お持ちのカードの合計補償額までカバーされることになります。海外での治療費は、ちょっとした治療でも数万円、大きな病気や怪我になると、数十万円~数百万円にもなるため、自動付帯の保険付きカードであれば、持っているだけでも安心です。

 ただし、死亡・後遺障害は合算不可で、一番高い補償額のみが適用されます。補償額の合算はできませんので、ご注意ください。


  3.万一に備え、海外旅行時はクレジットカードを携行しましょう!  

 カード会社によっては、海外旅行などにクレジットカードを携行しなくても保険の適用を受けることができるところもあります。しかし、現地では「治療費を支払える外国人でないと、診察できない」という病院も結構あります。また、クレジットカード会社も、カードの番号がわからないと、現地での病院手配・キャッシュレス治療の手配等に不都合が生じる場合もあります。このため、海外旅行に行く際は、必ずカードを携行してくことをおすすめします。

 なお、海外旅行に行かれる場合は、カードに自動付帯の保険が付いていても、事前にカード会社に電話して、保険の内容(補償金額、補償内容、対象となる人など)を再度確認しておくことをおすすめします。電話での問い合わせであれば、数分で確認できます。「保険が下りなかった!」ということにならないためにも、念のため確認しておきましょう!


  4.家族旅行の場合、保険の対象となる人を確認しておきましょう。  

 クレジットカードの会社によって、旅行傷害保険が「本会員(本人)のみ対象」となるケース、「本会員と家族会員のみ対象」となるケース、「帯同するご家族(19歳未満の子供など、カード非会員)も保険の対象」となるケースなど、色々なケースがあります。お持ちなっているクレジットカードや、新しくクレジットカードに加入される場合などは、保険の対象範囲がどこまでになっているかを確認しておくと良いでしょう。事前に確認しておけば、旅行直前にあたふたすることもなくなります。

 なお、お持ちのカードの海外旅行傷害保険で非対象となっているご家族がいらっしゃる場合で、出発日まであまり時間が無いときは、気持ちを切り替えて、手っ取り早く ネット(パソコン、スマホ)で海外旅行傷害保険に加入してしまいましょう。日本出発前であれば、クレジットカード払いですぐに申し込めます。また、出発地の国内空港に保険の自動販売機などがある場合は、それで申し込むのもいいですね。

 海外旅行の場合、想定外の事態に遭遇することがあるので、特にカード付帯保険の場合は「保険の補償が受けられる人&範囲」を確認してから出発されることをおすすめします。